感想言われる側の中の人だけど。

つい書きたくなったので取り留めの無い駄文を書いてみる。



独り言以外の何かさんの所で作品についての感想・意見に対して
色々と考えを述べられているサイトさんを取り上げておられたのでちょこちょこ見てみた。



自分も素人ではあるけれど、一介の同人作家なるモノをやっているのだから
こんな話があるとついつい目が行ってしまいます。
特に『自分の本に対する評価』はやっぱり気になる所で、色々検索ワードを入れて意見を
書かれているサイトさん引っ掛けてみようと試みたり。
そんな中で見つけた感想とか批評を見ては一喜一憂する訳ですよ。
でも、自分にとっては『意見・感想を書いて(述べて)くれる』その行為は賛否あろうと嬉しいです。
何故なら素人である自分の作品を見て『わざわざ感想を書く』労力を費やしてくれるんですから。
自分が読み手側の立場で人様の作品の感想や意見なんて今までロクに書いた事が無いから尚更感じます。



自分の思い・考えを漫画と言う形にすれば読んで貰った読者には共感や賛同、否定や拒絶等様々な考えが生まれる。
もし読み手側が100人いれば100通りの意見・感想が出て来る。
『良かった』と言う一言は同じでも、そこに至るまでの感じ方は千差万別だと思う。
だからこそその『感じ方』がどうであったのか知りたくなるのですよ・・・作家としては。
『面白い』・『良かった』と言われれば素直に嬉しいし、『ここがつまらなかった』・『こんな形だったら』と
そんな『否定的(酷評)意見』であっても、自分が描いている時には気付かなかった点を指摘してくれている
ケースもあるのでやっぱり目を通します。
そりゃそんな物を見れば素直に嬉しいとは決して言えません。
でも、『次は気に入って貰える作品にするぞ!』と奮起は出来ます。
次にその方が自分の作品を読んで頂けたかまではいちいち確認しておりませんが・・・



読み手側に100通りの意見があれば、描き(書き)手側の考えも100通りあります。
人によっては自分とは違い『肯定意見・好意的感想以外受け付けない』作家さんもいるでしょう。
それについてはその方の考え方なのでここでどうこう言うつもりはないです。
でも酷評の中にも『何かを得られる意見』はあるって事だけ言わせて貰います。
某巨大掲示板に自分の作品がネタとして書かれていた中にも気付かされた事がありましたしね(苦笑
勿論Suさんが述べている様に酷評を全て受け入れれば良くなるとは自分も思っていませんが・・・
その辺りは作家さん自らが自己で処理(防衛)するしかないでしょうね、きっと。



>創作物が作者の意図通りに読まれること(また、その通りにしか読まれないこと)は、本当に幸せなことなのでしょうか。
意図して考えて描いた物が全く違って読まれた時は自分の技量の無さに凹む事はあったりする。
作品によってはその通りに読んで欲しい時もあります。
でも先に述べた様に受け取り方は様々なので違って受け取られても『自分が気付けなかった点』を教えてくれるのだから
自分の糧にはなるかな・・・多分。
逆にラストシーンで読者の想像に任せるみたいな曖昧な作品を描いた時などは様々な意見が出れば心の中で
してやったりな気持ちになったりする・・・のは自分だけだろうか?
あ、これもその通りに読まれるって事になるから論外か(苦笑







やっぱり取り留めの無い駄文になってしまった(苦笑
でもこんな事を書くよりも、作家としてはひっそりと作品だけ作って存在感が希薄である方が
良い気がするのは気のせいだろうか?






偶にはちょっと真面目?にここの日記を書いてみた。